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春を探しに・・・
いえ、実はそんな風情のある話ではなく、
単にKENNYのお散歩に行った時に、
主人に言われて、今年初めての筑紫を発見
携帯を換えてから、初めて撮ってみました
主人のお休みの日の夕方のお散歩は、
大抵夫婦で行くようにしているのですが、
川沿いの桜並木も随分蕾が膨らんできた感じで、
これから、}ピンクに染まるのが楽しみですね
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2010.03.21 sun
晴。風は強かったけどぽかぽか陽気。ちょっとだけ散歩した。
黄砂
今日の黄砂はすごかった。
朝、お爺さんのマンションを出た時、自分の目がかすんでるんじゃないかと思った。
霧がかかったのとも違う。
花粉症が悪化するのは間違いないので溜息がでた。
この黄砂の中を マスクをしてオープンカーを運転してるのがいた。
もちろん外車。
アホか、じゃなく アホ だ。
ライブに行ってきました!
Seseragi25というインディーズバンドのライブに行ってきました!
他4つのバンドとのライブで、
Seseragiさんは3番目。
6時半startで間に合うか微妙だったのですが、
1番目のバンドさんのライブから観る事ができました。
1.SWIM SWEET UNDER SHALLOW
地元、名古屋で活動してるそうです。
ボーカルの男の子が飄々と(ひょうひょうと、ってこんな漢字なんですね。。)
していて、ちょっと不思議な雰囲気。
女の子も歌っていました。
10代後半かな?って感じの若いバンドさんでした。
2.ハイブリッドベイビーズ
埼玉で活動してるバンドさんだそうです。
今日観た3つのバンドのボーカルさんの中で
一番声量があり上手いのでは?と思いました。。。
歌の合間に自分の世界に入ってる感じ(笑)。
面白かったです。
どちらもすごく個性があって良かったです!
このところ入ってるバンドの演奏しか聴いてなかったので
「やっぱり違うわぁ〜」と。
比べるのが失礼すぎますね(苦笑)。
そして
3.Seseragi25
東京で活動してます。
以前にも書いてますが、昨年11月に初めてライブを観てすごく良くて!
今回2度目のライブでした。
待ちに待ったライブですが今月いっぱいでベースの男の子が脱退する事になり、
ちょっと寂しい気持ちでライブハウスに向かいました。
ベースの野間くんという男の子(と言っても25、26歳くらいですが)は
ニコニコととても楽しそうに演奏している姿が印象的で、
ボーカルさんとの掛け合いが面白くて、
とても良いムードメーカーで。
辞めてしまうのが本当に悲しくて、ライブの最中も何度も涙が出てきそうになりました。
この前のライブハウスが広めだったのかもしれません。
今日のライブハウスがとても狭く感じました。。。
レトロな良い雰囲気ではあったのですが。
又、この前はOpening Act30分、Seseragiさん1時間半という構成でしたが
今回は30分で。
物足りなかったです。
もっといろいろな曲を聴きたかったし、
もっとMCも聴きたかったです。
野間くん最後のライブなのだからワンマンにしてもらいたかったです。
仕方ないですけど。
あと1回、26日に新宿でライブがあるそうです。
もしお近くの方がいらっしゃいましたら、よろしければ足をお運びくださいませ。
ごめんよ!カエルちゃん;;;
今日は午後から庭の手入れ。
春ですもん、あちこち芽吹いてきました。
ジャガイモ植えたけど、どうかな???
ニッコウキスゲの植替え場所を決めて、せっせと穴掘り。
土の中から、なんか出てきた。
ミミズさん、にょろにょろ。。。
カブトムシの幼虫みたいな白いヤツ;;;コロン。。。
あら?土の塊がぴょ〜ん???
しまった;;;
冬眠中のカエルちゃん!
ごめんよぉぉぉ、またやっちゃった。。。
明日の朝は冷え込むそうな。
大丈夫かな?
風邪引かないでね。
天童木工ショールーム
天童木工ショールームに行ってきました!
コレが答えです。
旅行先はもうお分かりですね
平日と第二土曜日のみ一般に公開されています。
このショールームの公開日に合わせて旅行の計画を立てました、
まさに今回の旅行の大本命。
ここまで来られる日が来るなんて、学生の頃は想像も出来なかった私。
入口を入ってすぐ、柳さんのバタフライ↓
誰もが認めるスツールの傑作でしょう。
最高の技術を駆使している上での このフォルムは「美しい」のヒトコトに尽きる。
これ以上のモノを、一体誰が生み出せるのか と さえ思ってしまう。
ムライスツール↓
この方は私の大学の先生でした。
思わず「田辺先生、お久し振りです」みたいな。
同じパーツを組み合わせてカタチ作るデザインはよく見掛けるけれど
ムライスツールを越える単純明快さには 幸か不幸かまだ出会えない。
この2つを見ると、改めて デザインとは技術との融合なのだと、
きっとコレが本来の「デザインすること」なのだと思わずにいられない。
そして日本のモダンデザイン代表作が続々↓
豊口さん、長さんの他にも剣持さん、磯崎さんなどビッグネームが並ぶ。
地方の家具メーカーでありながら
日本の代表作を作り続けてきた技術と歴史に脱帽する。
大手のメーカーにとっても厳しい時代だとは思いますが
どうかこのまま 伝統を守っていってほしい。
全然知らなかったのですがこんな仕事も↓しているんですね。
画面一番奥に写るのはクラロ ウォールナットの突き板↓
ずらーーーっと並んだダイニングセットの奥に
工場へと抜けるトンネルがあります↓
この先が工場....。
近未来的でカッコイイ
たまにこのトンネルから作業着姿の職人さんが寸法取りに来たりするそうです。
残念ながら立ち入り禁止。
トンネルの脇に置かれた古い高周波発信器↓
このイラストを見ると私が飛騨で見た曲げ木も 同じ要領です。
天童木工の成形合板についてはコチラをご覧下さい。
分かりやすい説明に思わず
高周波をかけることは無理でも 何かやってみたい衝動に駆られる。
学生時代 天童木工から講師を招いて行った成形合板の授業を受けたというO氏に
「やってみせて!」と かなり気軽に言ってみたら
実際にこの要領で3次元の曲面をカタチ作る難しさを問われた。
ううーむ....。
確かに。
そしてその3次元の曲芸(←笑)を可能にし飛躍的な進歩を遂げたのが
天童木工が誇る多方向油圧プレス↓ってわけですね。
以前ココで記事にしましたが
今も現役の様でpdWEBの「人気プロダクトの生産現場だ!」にも載っていました。
(全2P。写真はクリックで拡大できるので治具のアップも見られます)
ここでも予想以上に触発されてきた私。
やっぱり他メーカーの追随を許さないモノ作りをしているメーカーはいい。
なんと言ってもカッコイイ。
今度 高山に行ったら改めて飛騨産業のショールームにも行かなければ!
心に誓う私。
歌汗と春の嵐
昨日は本当におかしな天気でした
突風が吹いたと思ったらどしゃぶり
ピタッと止んだと思ったらじっとり暑くなったり
歌い事2days 二日目
かつて所属していたグループのライブにゲストという名の助っ人で参加してきました
今回の会場は初めて伺うお店
昨年Billbord Live Fukuokaのステージに立たせて頂いたきっかけになったアーティストさんの関係者の方が経営されているということで
“お久しぶりです”な顔ぶれの中での歌唱となりました
全体的にみれば反省点もありますが
とても気持ちよく歌えました
お客様が歌を歌っている方ばかりだったので若干緊張もありましたが
むしろそれを楽しみながら歌えた感じでした
いい“歌汗”のお陰で終演後のビールが旨かったー(笑)
荒れ模様の土曜日でしたが
天神は『PARCO 福岡初上陸』であっちもこっちも人頭の波
入場制限で入店出来ない人々の長蛇の列が出来ていました
そしてもうひとつ
『H&M』も一週間限定でキャナルシティにオープンしていて
こちらも大変な賑わいだったようです
福岡は博多駅ビルの開発など様変わり中ですが
街がぐんぐん成長していくのを見るとわくわくします
それにしても
今年もやってきた“福岡の春の風物詩”
昨夜もすっかり靄っていました
一昨日くらいから調子悪いひとが周囲に増えてます
わたしも喉に違和感あり
せっかく出掛けるのにいい気候になってきたのに
マスク買わなきゃなぁ・・・
土曜プレミアム地下鉄サリン事件 15年目の真相 〜あの日、霞ヶ関で何が起こったのか〜をみた
放送はフジテレビ系2010年3月20日(土)21時〜23時10分
内容は1995年3月20日に発生した「地下鉄サリン事件」をテーマにして地下鉄職員の夫を失った妻・高橋シズヱさんの生活を中心にしてドキュメンタリーとドラマで構成してを放送。
感想は事件から15年へても遺族の苦悩は癒えず裁判の傍聴と実行犯との文通では知らなかった一面をみた
オウムが引き起こした事件のとりわけなぜ高学歴の信者が入信して事件を実行したのか?
との疑問がわいた。
ドラマ部分の
出演は
原田美枝子
中越典子
鈴木浩介
阿南健治
布施 博
左 時枝
中丸新将
小市慢太郎
羽場裕一
ほか
ここにいること―地下鉄サリン事件の遺族として高橋 シズヱ岩波書店このアイテムの詳細を見る
オウム帝国の正体 (新潮文庫)一橋 文哉新潮社このアイテムの詳細を見る
寒川町 シクラメン生産 谷澤園芸 野生化したシクラメン?
神奈川県 寒川でシクラメン プリムラ ポリアン ジュリアン マリーゴールド等生産している谷澤園芸です。
こんばんは! シクラメン 生産者 谷澤園芸(ゆずきち)です。
ここ2、3日は気温・強風・黄砂・・・・花粉症には、きつかった
マリーゴールドさんも1作目が終盤戦・・・今月末には2作目の出荷も始まりますよ〜
我が家の庭で野生化したシクラメンさん・・・・かれこれ5〜6年は咲いてますよ
自然開花だと、この時期なんですな〜
こちらは本日のサンセットォ〜
市場へ向かう途中の橋の上(門沢橋)にて・・・いつかはダイヤモンド富士が・・・・・・・撮れそうな気が・・・・・
正面が富士山でございます(小さいけど)
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シクラメン写真館へ
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お問い合わせ・ご注文はこちらよりyazawa-engei@live.jp
20万ヒット!
ありがとうございます。
昨日、20万ヒットとなりました。
節目のたびに書いていることですが、言いたい放題の駄文をごらんいただき、ありがとうございます。
特に最近は、勢いありあまる怒りの文章に、自分でも半ば呆れておりますが、まぁ、個人のブログなのでお許しいただければと思います。
年を重ねれば重ねる程、世の中いろんな人がいて、いろんな考え方がある。「常識」といわれる定規の種類は、人の数だけある。世の中の大半の人が出来ることを出来ない人もいる。そう思います。
若い頃は、そんなに頭がいいワケでもないのに、「私はそれなりに出来る。私が正義。常識」と、どこかでおごっているところがあり、ちょっとした困ったチャンでしたが、今は、自分と違う考え方を「理解」するのは難しいけど、そういうこともある、そういう見方もあるんだなぁと受け止める。そう努力するようにしています。
それは、お互いのために。
これからも、そうやっていろんなことを考え、いろんなことを楽しんで生きていきたいです。
なので、ここを訪れてくださる方も、そんなふうにこのブログをさらっと流してくだされば、と(都合よく ^^;)思っております。
今日の1曲 東方神起「Summer Dream」(2007)
「♪生きるのは試すことと 同じ意味を持つのさ」
これ、35歳までの私の人生のポリシーでしたねー。今はなんだろう。
今夜のNHK特集を見て、改めて「生きるって何?」と考えました。答えなんて出ませんけどね。これからも、生きている限り考え続けます。
猫アレルギーだとネコバスに乗るのは困難だな。
乗り換えで降りた駅のホームにキャッツのポスターがあったので、電車に乗ってる竹田ゆっきーに頼んで写真を撮ってもらいました。
すーごい小さくて顔面キャッツなのがワカラナイですね。
わざわざ車内から頼まなくても、ホームにいた他の共演者に撮って...
喜び
春は寂しいこともあるけど喜びも大きいですね。
やっぱりいいなあ。春。。。
仲良し^ー^)人(^ー^
かわいい2人。
大好きな2人。
お互いイヤがらずに寄りそってます。
宙太は絶対噛んだりしいひんし安心やけど、さら紗が宙太の毛を引っ張るので気をつけてる。
宙太はもう14歳なのでやっぱりだいぶ弱ってきてるけど、昨年の夏に体調をこわした...
22600系と黄砂
今日はもの凄い黄砂と風の一日でした。でも普通の曇りとは違い明るいので、いつも逆光で撮りたかったアングルを求め近場へ。暫く居るとなんと22600系の8両編成がやってきました。大阪線伊勢石橋−川合高岡間にて
2010-03-21 22:43:46
今日は久しぶりに出かけました。電車で出かけましたが、強風でかなり遅れが出てしまいました。黒磯駅からバスで那須湯本に行ったのですが、電車が遅れてしまい駅でバスを1時間まってしまいました。おかげで時間ができてスーパーでレモン牛乳を買う事ができました。あまり...
ランラン川柳 アスパラクラブ
アスパラクラブ 13面より引用
今回のお題「人生」
ランラン大賞
腰よりも 口につけたい 万歩計
カドタ師範賞
振り返る いま何合目を 歩いてる
オカメグ嬢賞
「昔はさ…」 語る息子は まだ5歳
佳作
下り坂 つないだ手と手を 妻離す
親と子が ハローワークで 顔合わし
お若いと 云われる程に トシを取り
妻に逢い 妻よりちょっと いい人生
円満の 秘訣「一緒に出かけない?」
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▼特に人生を山に例えた「何合目」は身に
つまされます。でも前向きがいいですね。
一年に一度は振り返るのもいいもんです。
例えば結婚記念日など。皆さんは?
春の嵐
昨日は春の嵐が一日中吹き荒れ、生暖かくてぶきみでした。
夜になってもやまず、今朝、子猫の額ほどのベランダに出たら、植木鉢はひっくり返り
どういう訳か缶ビールの缶は転がっているわ、もう無茶苦茶でした。
今日はちょっとおさまったので、家の周りを歩いてみたら花ニラをやっと見つけました。
ちょっとおくてなのね。心配したよ。昨年より数日遅れです。
団地内の桜も数輪咲いていました。
春ですね。
志免カップ
志免カップ試合結果
日時:3月20日(土)1日目
場所:志免西小
深江 2-2 須惠
深江 6-0 三築
深江 1-2 志免F
前原さんと合同チームで行われました。
A・B・C・Dの4パート中
Bパート 1位上がりとなりました。
日時:3月21日(日)2日目
場所:志免西小
深江 3-1 柏原
深江 2-0 宇美
深江 4-1 志免F
見事優勝です。
16期生最後の試合となりました。
みんな全力で頑張りました。
3/22は、卒団式となりました。
この1年間色々とありましたが
あっとゆう間に過ぎて行きました。
親子サッカー楽しみにしてます。
それでは、最後の試合画像ご覧ください。
MVPを頂いたY君
前原さんと一緒
16期生です。
世界選手権
25日から世界選手権ですね
毎回オリンピック後の世界選手権って
上位選手欠席でイマイチ盛り上がりに欠ける感じだが
今回はなんとなく楽しめそうな予感がする
特に男子
オリンピックでいつもの力が発揮できなかった選手ががんばりそうな予感が
パトちゃん、ベルネル、コンテスティ、アボットは気合い入れてそう
日本勢もだけど
正直今回のオリンピックのメダリストで今回欠席の選手のプログラム
私は興味ないっス(バッサリ)
表現力なくて毎年同じに見えて・・・
真央もどらかといえば、そういう感じの見方をしてたけど、
オリンピックのショート見てから変わりました
だから今回の世界選手権楽しみにしてるっス
録画予約もバッチリ
派遣法改正
労働者派遣法の改正についてリーマンショック後の大不況の中で、多くの会社の派遣社員が首を切られ、大きな社会問題となりました。その結果、本来雇用を広く確保しようとして制定された派遣法が、不安定な雇用を作出するものとして、悪法の烙印を押される結果となりました...
できそこないのピアノ?
7.ソナタ・ロンド・ロンド
「知らなかった…」設楽は素直に驚いていた。「天王はるかがピアノを弾けたなんて」
「あいつやみちるサンのファンは、多少知ってるみたいだけどな。実際に聴いたことあるヤツはそうはいねえんじゃねえかな」星野が楽しそうに言う。「あんまり外じゃ弾きたがらねえんだよ。おれのピアノと一緒で、まあプロ並ってわけじゃねえからさ。プライドが高くて面倒くせ―の、あいつ」
そんなプライドの高い天王が、テレビカメラが回っているのを承知で、なぜピアノの前に座ったのか、設楽は不思議だった。
「忘れたフリってのができねえのさ。真面目で面倒見がいいんだよ、ああ見えて」
「?」
「まあ、見てなって。今回、あいつを連れて来て正解だったって思うと思うぜ」
音の感じが変わった。
それとともに、慣らしからはっきりと曲を弾き始めたのがわかった。
「セザール・フランクか……」ロベルトが呟いた。
『ヴァイオリンソナタ イ長調』――フランス系ヴァイオリンソナタの最高傑作。オーソドックスな選曲だったが、調律師の声と表情には、「現役F1レーサーの技量」に対して率直に感心する響きが含まれていた。
だが、彼の表情が本物の驚きに染まるのに、そんなに時間はかからなかった。
「ばかな…」彼は驚愕にうめいた。「これは…海王みちるのヴァイオリンだ……!」
「おや、おわかりで?」
ちょっとおちゃらけて言った星野をじろりと見やって、マイヤー氏がうなる。「ピアノの調律師だって、海王みちるのコンサートにはできるかぎり足を運んどるんだ。それに、彼女の演奏は一度聴いたら忘れることはできん。だが――」
あのF1レーサーのアマチュアピアニストは、なぜピアノ伴奏で、聴衆にこんなにもはっきりと海王みちるの演奏を呼び起こすことができるのか――? 第一、実際の演奏なしで、これだけ他者の演奏に沿った伴奏などできるものではない。
それは彼にとって、驚愕を超えて、信じられないできごとだった。
「たぶんいまのアイツ、ステレオでみちるサンの演奏が聞こえてると思うぜ」そう言った星野の腫れた口元は、楽しげにほころんでいた。「まあアイツの場合、体が完全に覚え込んでるんだろうけどさ、頭ン中それぐらいみちるサンのコトでいっぱいなんだよ」
「――――!」
「大したろくでなしだろ?」
二人の会話を聞いて、設楽はあらためてアマチュアピアニストに視線をやった。
恐らく周囲で爆発が起きても気付かないほどの、集中力が見て取れる。生半なものではない。それはすべてピアノではなくヴァイオリンのためのもの。
完璧に整えられた服装はほとんど厳粛で。
額に落ちかかる亜麻色の髪は疲労にも似た憂鬱な内心を表し、腫れた口もとに無残に残る痣さえも罪人の自らを苛んだ跡に見せて。
それはまるで、ただ一人に献身する敬虔なひとの姿だった。
設楽は、そんな姿でピアノを奏でている天王は、心のなかでは、どれぐらいたくさん海王みちるを思っているのだろうと考えた。否、海王みちる以外のことを考えるだけのスペースが、あの頭のなかにあるのだろうかと思った。
そして設楽の出した結論は――「そんなスペースはどこにもない」だった。
曲は第一楽章が終りに近づいていた。
(ここからだ……)
ロベルトは固唾を飲みこみ、両手を握りしめた。
つづく第二楽章は第一楽章よりもぐっと難易度が上がり、その分、ヴァイオリンとピアノが遊離しやすくなる。ここでピアノがヴァイオリンを離してしまえば、後半でどんなに修復を試みても取り返すことはできない。なまじ二つの楽器のパートが対等なだけに、ひとつ間違うと二つの楽器が完全に生き別れになってしまうのだ。
ロベルトが知るかぎり、伴奏のピアノが海王みちるのヴァイオリンを完全に乗せたことはない。海王がさりげなくピアノに合わせることで成功したように見せかけたか、あるいは残念なことに、演奏が空中分解を起こしたかのどちらかだけだ。
鍵盤が、運命のようにつづくメロディーを鳴らしはじめる。
ロベルト・マイヤーは、生まれてはじめて自分の心臓の音を邪魔だと思った。
天王はるかは、これまでにもう何百回となくみちるのためにこの曲を弾いてきた。
だが、そのなかで二人ともが満足のうちに演奏を終えたことはない。
そして彼女と共演したプロの伴奏者ですら、この曲でみちるを満足させた者はいなかった。練習の段階でそのことを悟ると、彼女は本番のリストからこの曲をはずしていた。弾いたのは、やむを得ない事情のあったほんの数回ほどしかない。
はるかは、みちるの演奏を自分の体に覚えこませ、それ専用の弾き方をすることで、彼女の演奏を辛うじてとらえられるようになっていたが、もちろんそれは理想的ではない。みちるがちょっとでも気まぐれや遊び心を起こした瞬間、もうその音がはるかのピアノを離れてしまうからだ。
ヴァイオリンは蝶。
ピアノはその蝶を乗せて舞わせる風。
あでやかな四枚の羽を華麗に舞わせられるか否かは、風次第。
はるかはいつも、みちるの蝶が舞いあがる瞬間に、その足元に届かない自分を感じていた。はるかにとって、自分が生粋のピアニストでないことと、みちるに合わせられないことは別だった。理由などに関係なくどんな場合でも、みちるを満足させられないという事実ははるかを失望させ、プライドを傷つけるのだ。
(でも、こいつなら――)
はるかは確かに、いつもと違った手ごたえを感じていた。でも、油断はできない。一瞬の気の緩みも許されない。星野とのケンカで迷惑をかけたツケを払うためにテレビカメラの前で演奏する気になったといういきさつも、弾くことで『できそこない』の確かな存在価値を証明し、これが背負わされてきた呪いを解放してやろうという意図も、一切がはるかの意識野から消え去る。
耳の中には、ただ寸分の狂いもなくよみがえってくるみちるの音。
第二楽章に入る。情熱的なしらべ。
(ここからだ……)精神をいっそう集中させ、極限まで神経を研ぎ澄ます。
蝶が、舞い上がる。
(みちる――)
ふわりと、風も舞う。
(――――乗せた!)
確実な手ごたえ。信じられない。
その瞬間、はるかは縛り付けるようにして身に付けた指の記憶を捨て去り、耳によみがえる音だけを聞いて鍵盤をたたき始めた。
耳の中のみちるが、音をすこし遊ばせる。はるかは即座にそれに追いつく。
(大丈夫だ)自分に言い聞かせるように呟く。だが、はるかの口もとはまだ固い。
記憶のなかのお嬢様は、さらに容赦なく高貴な高みを目指す。これまで、どんなピアニストが同行を望もうとも、彼女一人でしか行くことのできなかった次元へ。
その高みで、比類なくあでやかに、情熱的に、蝶が舞う。
はるかのピアノは――――離されない!
「Jesus……!」ロベルトは思わず呟いた。
その灰色の瞳は見開かれ、握りしめた拳にはいっそうの力がこもった。
海王みちるのヴァイオリンと比べて、あのピアノは決して十分な技術の裏付けを備えているわけではないはずだが、彼女の音を確実にとらえている。恐らく、彼女の音に合わせることに特化して、練習を積んできた結果だろう。
そうして身に付けた技術にぴったりと与えられた、音による恩寵――
「Jesus……」その巡り合わせの奇跡に、ロベルトはもう一度呟いた。
第三楽章――深く沈み込んだような始まり。暗くてはるかはあまり好きではない。だが、そのひそめられたような旋律は、闇のなか蝶を群がらせる炎のように幻想的なまでに起伏し、やがて爆発的に飛翔する。そして、華やかさの極みたる最終楽章へ。
不思議な感覚だった。
相方のふがいなさのせいで、みちるが仕方なく一人でこの曲を弾いているのを聞くたびに、はるかはいつも感心していた。まったく満足からほどとおい自分の演奏に比べ、みちるは美しく完璧にこの曲を弾きこなしていると思っていた。
それなのにいま、記憶のなかの彼女が、実はひどく不安定な演奏をしていたことに気付かされる。うまく風に乗れずに幾度となく揺らめきかける蝶。風に乗ることなしで、蝶は決してじゅうぶんに華麗な舞いを見せることはできない。
まるであのころみたいに、一人で舞っていた彼女の不安や苛立ちが、いまなら分かる。
(大丈夫だ…)もう一度、今度はみちるに向けて囁く。まだ幾らかの慎重さを残していたが、できるかぎりの力強さで彼女を安心させるように。(ぼくは必ずきみを乗せていてあげる。もうきみを一人にはさせない)
最終楽章の、まるで蝶と風とが仲良くじゃれあっているみたいな旋律に心が躍る。風が戯れに彼女の羽をはじき、舞った鱗粉が陽の光を受けてきらきらと輝く。つむじ風にじゃれつかれいやねと楽しげに身をひるがえす華麗な蝶は、もはやけぶるように美しい。
みちる、みちる、みちる、みちる、みちる――曲のすべてがみちるでいっぱいになる。
この曲がこんなに楽しい音楽だったのかと、想像はしていたけれど初めて知った。早くみちるにも味わわせてやりたい。自分がどんなに彼女を楽しませているか、彼女を美しくさせているかを、彼女にも知ってほしい。
彼女が曲を美しくさせ、美しい曲が彼女を美しくさせる。
きらきら きらきら きらきら
やがて
蝶と風はむつまじく戯れながら、きらめいて、どこまでも舞い上がって――
「ロベルト――」
呼ばれて我に返ったロベルトは、そのとき初めて、自分が涙を流していたことに気付いた。見ると、アルフォンスがすこし心配そうに自分を見ていた。
「旦那様…どうも、失礼……」
アルフォンスは答える代わりに首を横に振り、胸ポケットから取り出したハンカチをロベルトに渡した。彼は無言でそれを受け取った。礼を言おうとしたが、喉が詰まったのだ。
「理不尽です」もういちど視線をピアノにもどして、ロベルトは呟いた。「あのピアノは、私のおやじの家族を破滅させているのですよ。それはもう…ひどいやりかたで…」
「ああ、そうだ」
「それなのにどうして、私を…こんなにも……」
心が震える。
涙をあふれさせずにはいられない深い感動。
「よりにもよって、この私を……」
「ロベルト、きっとそうではないのだよ」アルフォンスがやさしく静かに口を開いた。「いや、君自身、本当はわかっているのだろう?」
ロベルトは震える唇を引き結んだ。
無言の肯定。
その答えは、悪魔の刻印を刻まれたあのピアノが、いまここにあるということそのもの。
悲劇の夫ミハエル・フォン・ボルクが、彼の義従兄にして親友のエルンスト・フォン・バイヤーが、小ミハエルことミハエル・マイヤーが、その義父カールが、そして小ミハエルの息子であるロベルト・マイヤー自身が、このピアノを叩き壊すのに十分な理由と時間があったにもかかわらず、そうしてこなかったという事実のなかにある。
彼らはだれもが、あのピアノを破壊することができなかったのだ。
ロベルト自身も口にしていた、絶対的な理由によって。
それは――彼らの、音楽とそれをかなでる楽器に対する、純粋すぎるほどの愛と尊敬。そして、音楽のもつ力が人々の心に清く奉仕するという、絶対的な信頼と信念。
「いま君に涙を流させ、これからもたくさんの人たちにそうさせるのは――君や君に連なる人たちが、恨みや憎しみよりも愛と尊敬を択んできた、その心の美しさだ。そして、いま君が涙を流しているのは――だれより、君だからだよ」
「――――はい、そうです…その通りです、旦那様……」
「私は、君の友人であることを誇りに思うよ、ロベルト。感謝もしている。それから、ヨハン・ブットシュテットは…やはり星野さんの言われたとおり、テレーゼへの愛のために、あのピアノに名前を刻んだのだろう。私はそちらの話を信じるよ」
「――――!」ロベルトは一瞬顔を上げ、と胸を突かれたような顔になった。
それから、ふたたび両目に涙をあふれさせ、深く噛みしめるようにうなずいた。「はい。きっと、そうでしょう…」
「シュタイネルさん」
「天王さん。すばらしい演奏でした。本当に――何と言ったらいいか…。あなたを遣わしてくださったことを、神に感謝します」
「責任重大で、さすがに少し緊張しました」三十分近い演奏を終えて戻ってきた天王は、シュタイネル氏からの厚い感謝とねぎらいのこもった握手を受けて、微笑んだ。それからすぐに、真面目なまなざしになる。「その、不躾なお願いで恐縮なのですが、もしできたら、あのピアノをクリスマスの一週間ほど貸していただけませんか。ぼくの家族は、ぼくの伴奏でみちるがヴァイオリンを弾くのがとても好きなんです。みちる自身も含めて。今年はまだ、家族へのクリスマス・プレゼントを用意していないもので」
「でも、あのとおり、表面がくたびれていますよ?」
「かまいません。なんだったら、修繕もこちらで請け負います。もちろん、お礼もします」
最初はひかえめに抑えられていた口調が、次第にせきこむように熱を帯びてくる。圧倒的な才能と存在感を持ち、人を食ったような目で大人びたふりをしていても、やはり二十歳をいくつかすぎたていどの若さ。まだ完全ではないのだ。
シュタイネル氏は、一瞬どうしたものかと考え、ロベルトのほうへと視線をやった。だが彼の灰色の瞳が、判断は本来の所有者にゆだねると語ったのを見ると、小さく微笑んでうなずいた。「いいでしょう。でも、少々お高くなります」
「かまいません」
即答するあたり、さすがは世界の天王といったところか。
何せ、ただでさえ世界に十台もない名器「ブットシュテット」の最後のひとつなのだ。それも、ヴァイオリンの相棒としてこれ以上ない音を出すという、類を見ない個性をもっている。購入しようとしても恐らく値がつかないだろうし、それを考えれば、所有者からどんなレンタル料をもちかけられても法外ということはないだろう。
「結構です。では…」思慮深く温厚な紳士が、少しいたずらっぽく口を開いた。「この屋敷で、海王みちる女史のプライヴェートリサイタルを開きたく思います。あなたのピアノ伴奏付きで――少し野心的すぎる値段かもしれませんが」
「――――!」
「冬のバイエルンはこの通りですが、夏場にはよいところですよ。そのころには表面の修繕もすんでいるでしょう。ぜひご家族もご一緒にどうぞ。あなたは人前でピアノを弾かれることはないようですが、私も、あなたのご家族だけが得られる特権のおこぼれにあずかってみたいのです。そして、このロベルトも――いや、彼のほうが私の何倍も、お二人の本当の演奏を聞きたくてたまらないでしょうし、その資格があります」
ようやく嗚咽を収めたところだったロベルトは、今度は、シュタイネル氏のことばに驚いて思わず呆けたようになった。天王と目が合うと、あわてて無理やりむっつりと押し黙った顔をつくる。だがそれは、いままでほどには成功していなかった。
「わかりました。そのつもりでスケジュールを作ります」
天王は紳士的にも、そんなロベルトの慌てぶりに気づかなかったふりをして、シュタイネル氏に答えた。それから、頑固でプライドの高いピアノ管理人がやっと気持ちを落ち着けたのを見計らって、ようやく彼に視線を向けて握手を交わす。「帰ったら、娘にあのピアノのことを話してやりたいんだけど……」
「好きにするがいい」ロベルトは無理やりそっけなく答えた。「どうせそのうちテレビになって、たくさんの人間が知ることになるんだ」
それはロベルトの抱えてきた家族の闇までが、公に明かされるということだ。
でも、それを承知で彼は扉を開けた。「できそこない」を解放したいだけだったら、彼は自分の死後に扉を開けるようにと、遺言することもできたはずだ。そうしなかったのは、ロベルト自身が、まだ耳の鈍っていないうちに、どうしても「できそこない」が本来の姿を取り戻すのを見届けたかったからにほかならない。音楽に携わる者としての、本能に近い欲求だ――そしてそれは紛れもなく、今日まで苦しみぬいて「できそこない」を守ってきた先人たちの心にあったのと、同じものだった。
罪を赦すには、ひとの一生は短い。あるいはどんなに時間を経ても、罪は本当には許されることがないのかもしれない。
それでも、いま「できそこない」は解放された。
解放したのはろくでなしだが、およそそのために望みうる最高の人物だった。まるで、「できそこない」を守っていった先人たち全員が、天国でその功をもって神に懇願し、やっと実現したかのような巡り合わせというほかなかった。
「ひとつ忠告しておくが」ロベルトはなおも苦々しく言った。「わしがあんたの娘なら、あんたのスキャンダルをもってわしに扉を開けさせたくだりは聞きたくないがな」
「じゃあ、そこは砂漠に魔法の鍵を取りに行った話にさしかえよう。ぼくも彼女からの信頼と尊敬をとりもどすのが目的だからね」
「ろくでなしめ」
ロベルトが年季の入った仕草で不機嫌そうに鼻を鳴らし、ヴァイオリンの恋人を復活させたヴァイオリニストの恋人は、いたずら小僧みたいに楽しげに笑った。
【メッセージを送る】という機能があったんですね、知らなかったよぉw
晩上好っ!、こんばんやでございます。
ついさっき帰宅しました。
きょ〜は・・・
最悪の裏運と、
最高の表運に出会ったんだね。
最悪の裏運のほ〜は・・・
書いてもムカつくし、それ読まされるほ〜も気分悪いでしょ〜からやんぴw
最高の表運のほ〜は・・・
とりあえず夕食を頂いて入浴たいむが終わってから、
ねみぃ〜・・・、とならなければ書くことにします。
んで、
今日きづいたんですけれども、
このブログの左下にありますアクセス状況の下の【メッセージを送る】をクリックすると、
プライベートメールが送れる、ということを知りましたっ!><
いやぁ、
そんな機能があるなんて全然知らなかったよぉ:P
んなわけで、
ブログのコメント欄は承認制をとりますが基本公開モードにしたいと思います。
私信メール、プライベートメッセージは、
左下のメッセージを送るからどうぞw
今夜は急遽、予定を変更しておりますです。
Yさん、明日、メッセージのご返事差し上げますのでお待ちください。
んじゃ、夕食あ〜んど入浴たいむします・・・再見っ!><
肉肉肉。
と思いきや、こちらもオススメ☆
ハンバーグメンチ
肉汁がとってもジューシーで、また中のチーズが激ウマなんす!
ご飯があったらもう言う事なし!!
のみのみ
カタログ
マスターピースとツーディライヴの2010SSのカタログが届きました。
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